中央診療部門

リハビリテーション部


基本方針

1)早期離床並びに早期社会復帰を目標とし、患者さんに安全で良質なリハビリテーションサビースを提供する。

2)上記目標のために、常に専門職としての人間性及び医療知識及び技術の向上に努める。

3)病院内の他職種との連携、地域の医療・福祉・教育における情報交換を充実させ、患者さんが最適な生活環境を獲得できるよう援助する。

4)大学病院として、質の高い優れた医療人を育成するとともに、エビデンスに基づいた新しい治療法の基礎的、臨床的研究を充実させていく。

診療科概要

≪概要≫

名大病院は施設基準として脳血管疾患等リハビリテーション(I)、運動器リハビリテーション(I)および(II)、呼吸器リハビリテーション(I)、心大血管疾患リハビリテーション(I)を取得しています。
当院では発病後日がたっていない急性期の疾患を多く扱っています。そのため、当リハビリテーション(以後「リハ」と略)部でも早期リハ開始に力を入れており、もとの病気の治療と並行してリハも積極的に進めていく態勢をとっています。
2名リハ専門医による評価でリハプランが作製され、22名の理学療法士、5名の作業療法士、4名の言語聴覚士がそのプランを具体的に実践していきます。
なるべく訓練器械類には頼らずに治療者が直接に手を触れてリハを行っていくことをモットーとしています。リハ対象としては脳血管障害、運動器疾患、神経筋疾患、呼吸器疾患などが主であり、その中で神経難病、人工関節術後、手の手術後などの比率が高いです。
大学病院という特性上、難病、重病の患者さまや末期状態の方も多いのですが、可能な限り生活の質を高めるとの観点から「あきらめない」リハを心がけています。
なお、リハ部としての単独診療は行っておりませんので、当部でのリハを希望される方は関係する診療科にまず受診していただき、そこからのリハオーダーを受けて下さい。


≪部門の体制≫

1)理学療法
2)作業療法
3)言語聴覚療法・摂食機能療法


≪部門概要≫

1)理学療法

理学療法は当院で入院治療を受けている急性期の脳血管障害等の中枢性疾患、股関節、膝関節、脊椎などの整形外科疾患の手術前および後、その他の神経・運動器疾患、呼吸器疾患、循環器疾患等を対象に早期リハビリテーションに重点を置き、2次的障害の予防を含め、発症または入院後可及的早期より実施しています。

 ・運動療法
 ・物理療法
 ・日常生活動作訓練
 ・水治療法


2)作業療法

作業療法は乳幼児から高齢者まで疾病や外傷等により身体機能または精神機能に障害のある方を対象に、様々な作業活動を用いて、対象者の基本能力の改善を図り、生活に必要な応用・能力を向上させ、環境や資源を整えることで社会参加の促進を図ることを目的とし、主体的な生活を獲得できるようその生活障害の軽減を図り、本人がより満足出来る生活を再構築していけるように様々な治療・指導・援助を行います。

 ・身体機能面への働きかけ
 ・高次脳機能面への働きかけ
 ・心理面への働きかけ
 ・日常生活活動面への働きかけ
 ・職業復帰への働きかけ


3)言語聴覚療法・摂食機能療法

言語聴覚療法は言語障害(児)者および嚥下障害(児)者に対して入院後早期より専門性に基づく療法を言語聴覚士によって実施しています。

 ・言語機能面への働きかけ
 ・発達障害への働きかけ
 ・構音機能面への働きかけ
 ・摂食嚥下機能面への働きかけ
 ・心理面への働きかけ