病院概要

病院長あいさつ

 

ようこそ 名大病院のホームページを御覧いただき感謝申し上げます。

名古屋大学医学部附属病院は、明治4(1871)年名古屋藩評定所跡に公立の仮病院が設置されたことに始まります。以来140年の歳月を越えて、地域の皆様のご理解とご支援をいただき、今日まで発展を遂げることができました。
昨今は常に100床以上の規模で小児患者さんが入院するなど、小児がん拠点病院として小児医療を重視し、近々、小児医療センターの名を掲げるつもりです。同時に周産期母子医療にも注力し、日本を背負って立つ子どもたちの明日を拓く病院として機能したいと思っています。さらに、本年中には心臓移植実施施設として認定を受け、重症の心不全の治療に対応していくほか、機能を持たせた細胞を利用して、治療が困難ながんなどに対する細胞治療も始めていきます。
施設面では、より高機能かつ利便性に優れた病院へと進化するため、先端医療機能強化棟(仮称)の建設を進め、患者さんのアメニティー向上を目的に駐車場の拡充も計画しています。

当院は本年1月、日本発の新たな医薬品や医療技術などの開発を主導する、臨床研究中核病院に認定されました。これは当院の医療安全などの基盤機能と最先端の臨床研究・治験環境、高度な研究実績などが、国に高く評価された結果と言えます。
当院の先端医療・臨床研究支援センターでは、約100人の職員が臨床研究の基盤を支えていますが、認定を機に機構改革を行い、さらに臨床研究の数と質の向上を図っていきます。同時に先端医療機能強化棟(仮称)には、世界で初めてヒトに新しい薬や治療を提供する病床を設け、研究を加速させます。既に有望視している領域もあり、そこで開発した新しい医療を普遍化させたいと考えています。
また、臨床研究中核病院は患者申出療養制度の実施施設の役割も担い、患者さんの希望があれば、日本では未承認の治療や薬の提供が可能です。海外ならば助かったのに、国内で治療が受けられずに亡くなってしまう患者さんを減らすために、先進的な医療を一刻も早く届けることも、我々の責務だと思っています。

一方で、当院は健診センターを運営するクリニックとともに、予防医療・健康増進を目的としたシステムの共同研究に乗り出し、健診事業の分野にも進出しました。生活習慣病を防ぐために、当院の研究成果をもとに健診データを解析し、健診者に適切な食事や運動などをすすめる指導箋を、ITを活用して提供する予定です。
さらに、国際基準に則った基盤整備を進め、名実ともに世界に認められる病院を目指しています。その一環として既にアジアの大学と連携し、海外進出の第一歩を踏み出しました。将来は現地の医療機関を運営する可能性も含めて、世界の名大病院として飛躍を図りたいと考えています。
このように当院では医療の未来を見つめ、日々、さまざまな活動を行っています。

今後も一層のご支援とご鞭撻をいただければ幸いです。

 

平成28年7月
名古屋大学医学部附属病院長 石黒 直樹

2016年7月1日現在

担当部署

総務課 総務係