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学部教育

科目紹介(臨床医学系)

内科学

血液疾患(貧血、血液腫瘍、止血・血栓異常症など)の病態、診断および治療について、講義ならびに顕微鏡実習、セミナー、病棟実習を行っています。またポリIIでは関連病院も経験してもらいます。血液は容易にしかも繰り返し採取することができるため、分子や細胞レベルで研究されると共に、分子診断、分子標的治療、移植免疫治療など最先端技術の応用が著しい分野です。

外科学

内科で診断された病気を手術で治療します。癌をはじめとする腫瘍外科、動脈疾患や静脈疾患などの血管外科、乳腺疾患や甲状腺疾患などの内分泌外科、肝移植や腎移植などの移植外科、などの細分化された専門家により、多くの手術を行っています。
外科手術により疾患を治療します。肝胆膵・消化管の腫瘍、その他の消化器疾患、血管疾患、乳腺疾患、内分泌臓器疾患、肝移植など、大学病院ならではの専門的な手術を行っています。手術だけでなく、手術前・手術後の全身管理も非常に重要な業務です。

整形外科学

脱臼、骨折、骨腫瘍などの外傷・病気の治療以外に、事故で切断された手足の再接着や、痛んだ関節を人口関節に代える脊椎・脊髄の疾病の治療など、人体機能の回復を目指しています。

産婦人科学

思春期から更年期にいたるまでのあらゆる年代の女性に対して、子宮や卵巣など女性特有の臓器についての薬物療法や手術治療を行います。生殖~分娩という女性特有の現象についても、高度補助生殖医療を含む不妊治療や妊孕性温存を目的とした治療を行い、またハイリスク妊娠の周産期管理にも力を入れています。

眼科学

失明の主な原因である糖尿病網膜症や重症な増殖性硝子体網膜症を初めとした様々な黄斑疾患の硝子体手術治療、白内障手術、加齢黄斑変性に対する抗VEGF(血管内皮増殖因子)抗体治療と光線力学療法、小児の斜視・弱視の治療に力を入れています。

精神医学

我々の脳は、各人の心を生み出しますが、人の心と心が触れ合う中で対人関係が作られ、この対人関係が一人一人の脳に影響を与えます。すなわち、心が作る対人関係を介して、脳と脳は繋がり、変化する(神経可塑性と言います)点が、他の臓器には見られない脳の大きな特徴です(図)。この様な点を踏まえ、精神障害の特徴を考えると、脳の高次機能の障害としての生物学的特性を有する点と、個人を取り巻く心理・社会的要素が環境因子としてその病態や経過に影響するという点にあります。したがって、生物・心理・社会という多面的なとらえ方が、精神障害の理解においては重要です。
精神医学の学習においてもこの点に留意し、精神症状の把握・評価、検査、薬物療法を中心とした身体的治療、精神療法(心理社会的治療)、精神障害の成因論といった総論的内容と、身体により基礎づけられた精神障害から心理的側面の強い精神障害に至るまでの各論的内容について理解を深めて行くことを目標とします。あわせて、各ライフステージにおける精神障害について、児童期から老年期まで触れます。

小児科学

子供の病気を治療するだけでなく、子供の健全な発育と健康の増進を目標として診療を行っています。

皮膚科学

アトピー性皮膚炎、水虫、湿疹などのほかにも、皮膚に病気をおこす難病である膠原病や遺伝子疾患の診断・治療も担当しています。

泌尿器科学

泌尿器科学は腎・尿管・膀胱・尿道などの尿路系、前立腺・陰茎・精巣などの男性生殖器、副腎などの疾患を扱い、腫瘍・排尿障害・感染症・尿路結石・男性不妊・内分泌異常・腎移植・泌尿器科内視鏡学・女性泌尿器科学などの各分野において専門的に診療・研究を行う。泌尿器科学は内科的要素と外科的要素の両者を含蓄し、各疾患の診断から治療までを一貫して行い、また薬物治療、従来の開創手術から腹腔鏡、ロボット手術など多彩な治療を行う。

耳鼻咽喉科学

五感でいえば視覚を除く聴覚、嗅覚、味覚、触覚に関係しており、聴覚コミュニケーションの音源である喉頭も対象分野です。耳・はな、のどの領域の腫瘍、蓄膿症や中耳炎、アレルギー性鼻炎、睡眠時無呼吸、突発性難聴やメニエール病などを治療します。

放射線科学

画像診断および放射線治療を行います。画像診断のモダリティにはX線写真・CT・SPECT・PET・血管造影に加え、放射線を用いないMRIや超音波も含みます。また血管造影の技術を応用した治療(インターベンショナルラジオロジー)も行っています。放射線治療では高精度放射線治療装置を用いた外部照射の他、小線源を用いた子宮頚癌の腔内照射や前立腺癌の組織内照射を行っています。

麻酔科学

麻酔科では、周術期全身管理として手術中の全身管理(麻酔)、術前・術後の重症患者の全身管理(外科系集中治療)、慢性痛の治療を行うペインクリニックの3領域と緩和医療などの関連領域で活躍しています。手術麻酔では患者さんに安全かつ快適に過ごしていただけるように、末梢神経ブロックを積極的に取り入れると共に、術後疼痛管理にも力を入れています。外科系集中治療では、専任医師によるクローズドICUとして、質の高い医療を提供しています。

口腔外科学

口蓋裂など先天奇形、顎変形症、顎顔面部の外傷・骨折、嚢胞性疾患、口腔腫瘍、口腔顎顔面痛、歯の喪失に対するインプラントなど口腔外科疾患全般を対象としています。また、各科と連携し全身管理を要する歯科治療や、周術期の口腔機能管理を行なっております。さらに、再生医療をはじめ先端医療の歯科臨床への応用に取り組んでおり、歯槽骨萎縮・欠損に対して培養上清を用いた骨再生治療を行っております。

脳神経外科学

21世紀は脳科学の時代と言われ、脳神経外科学は飛躍的な進化を遂げている。脳腫瘍・脳卒中・神経外傷・脊椎脊髄・小児・機能の6つの主領域のほか、脳ドックを中心にした予防医療や神経リハビリを中心とした機能回復医療、さらに外科的治療法の開発では、顕微鏡下の手術だけではなく、血管内手術や内視鏡手術、放射線外科手術など近未来手術法が集結している。

老年科学

世界に類を見ない超高齢社会に求められる新たな医療モデルに合致する人材の育成に貢献します。従来型の治す医療から寄り添い支える医療へ、高齢者の持つ複雑な病態や社会的背景の理解の上に立ち、多職種との連携を重視した視点から個々の高齢者の生活の質の向上を目指した研究や医療が実践できる人材を地域社会に供給することを使命としております。

胸部外科学

心臓の奇形、心臓弁の病気、最近増えている心筋梗塞、肺の腫瘍などを手術します。

臨床検査学

血液検査、超音波検査、心電図や脳波など生理機能検査、病理検査などの検査技術を駆使し、患者さんの病態情報を得、その解析により、診断や治療方針の決定、予後の判定などを行います。

神経内科学

主な病気は、認知症、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、球脊髄性筋萎縮症、脊髄小脳変性症、末梢神経障害、筋疾患、重症筋無力症、自律神経不全、多発性硬化症、脳卒中、てんかん、頭痛、めまい、髄膜炎・脳炎などです。神経内科の病気は、物忘れ、手足のしびれや動きの悪さ、筋肉の萎縮、立ちくらみ、排尿障害、頭痛、言語障害、意識障害、痙攣など多彩な症状を示します。

救急医学

救急・集中治療医学分野の担当する講義内容として,急性期管理医学,すなわち「救急医学」がある。原疾患がどのようなものであろうとも,急性変化する際には一定の病態形成が存在する。このような救急医学の病態と管理システムを整理し,理解を深める。
講義内容には,救急診断学,外傷学,心肺蘇生学,全身性炎症学,敗血症学,災害医学が含まれ,多臓器不全,播種性血管内凝固症候群などの病態と治療と管理を講義と実習で学ぶ。

形成外科学

けがややけどのあとの変形、顔面、手足、胸などの先天異常、また癌切除後の欠損や変形などを修復します。

小児外科学

新生児から15歳までの先天性食道閉鎖症、先天性横隔膜ヘルニア、胆道閉鎖症、先天性胆道拡張症、直腸肛門奇形、ヒルシュスプルング病、鼠径ヘルニア、先天性肺疾患などのほか、固形悪性腫瘍など、多様多岐にわたるこの時期特有の外科的疾患の診療を行います。「赤ちゃんは大人のミニチュアではない」といわれているように、小児の身体は大人とは非常に異なった生理を営んでいるため、この特異性に十分な配慮をし、治療をする必要があるのです。