トップページ研究室紹介(基礎医学領域)器官系機能調節学(協力) 神経性調節学

器官系機能調節学(協力)

神経性調節学

研究室概要

1.本能行動・睡眠覚醒調節の神経機構

摂食行動・睡眠覚醒・性行動などの本能行動の多くは視床下部のペプチド含有神経によって調節されています。我々は視床下部のペプチド含有神経を研究対象として、遺伝子工学、組織化学、電気生理学、行動薬理学、光遺伝学を組み合わせた多角的解析によって、本能行動を調節する神経回路網とその動作原理の解明を行っています。

 

2.感性の神経機構

ものすごくお腹が空いているときに食べる食べ物はとてもおいしく感じます。私たちの感性は、身体の状態や経験に基づく記憶などによって変化するのです。しかし、それはなぜかと聞かれても、誰にも正しく答えることができません。私たちのグループは、私たちの感性が、先天的あるいは後天的に、どのように形成され、またどのように変化していくのかということに興味を持って研究をしています。

 

 熱意ある大学院生(修士、博士課程)を募集 ! 

 

問い合わせ先:
e-mail: yamank@riem.nagoya-u.ac.jp
Tel: 052-789-3864

 


研究内容の詳細は 以下のホームページを参照。

研究室ホームページ 2 : 環境医学研究所・神経系分野II

教員

構成員名/英名表記 役職 所属
山中章弘
/YAMANAKA Akihiro
詳しくはこちら→
教授環境医学研究所 ストレス受容・応答研究部門 神経系分野II
山下貴之
/YAMASHITA Takayuki
詳しくはこちら→
助教環境医学研究所 ストレス受容・応答研究部門 神経系分野II
小野大輔
/ONO Daisuke
詳しくはこちら→
助教環境医学研究所 ストレス受容・応答研究部門 神経系分野II

研究プロジェクト

1) オレキシン神経細胞を中心とした睡眠覚醒調節機構の解明:

視床下部のオレキシンを産生している神経細胞は、睡眠覚醒調節において重要な役割を担っている。スライスパッチクランプを用いたオレキシン神経細胞からの記録によって、入力神経と応答様式について明らかにして、睡眠覚醒調節に関わる神経回路を同定している。また、光遺伝学を用いてオレキシン神経活動を制御したときの睡眠覚醒状態変化を調べることによって神経回路の動作原理について明らかにしている。

2) 感性の神経機構

私たちのグループは、動物の感性(sentience)がどのように形成され、またどのように変化していくのかという問いをテーマとし、多角的に研究を進めています。 覚醒動物を用いた最先端の脳生理学的計測技術を軸として、当研究室のウィルス工学・光遺伝学技術との融合に力を入れています。現在は、個別テーマとして、 以下に挙げる点に特に注目しております。

(山下貴之)独自ページ(英語)


  1. 大脳皮質一次感覚野の情報処理メカニズムとその学習による変化
  2. 本能行動の中枢である視床下部と報酬系の中枢である腹側被蓋野との相互作用
  3. 覚醒動物脳深部からの細胞種特異的パッチクランプ法の確立